不整脈4 不整脈の原因

早期発見・適切な治療により不整脈重症化を予防

不整脈の原因は、大別してふたつあります。
① 心臓自体に異常がある。
② 心臓そのものではなく心筋の中の電気回路に異常がある。
の二つになります。それぞれの詳細は下記になります。

① 筋肉の一部が壊死する心筋梗塞や、心臓の血液が少なくなる狭心症などに罹患していると、心臓の筋肉にダメージを与え、その部分を通っている電気の回路に異常が起こります。
② 心臓に異常がないのに、電気回路に生まれつき異常があったり、障害があったりすると、不整脈が起こります。

特に、①の心臓自体に異常がある場合には、早期に発見し適切な治療を行うことで不整脈の重症化を予防することが可能なことがあります。そのためには、心エコー検査でのスクリーニングや心臓MRI検査で心臓の筋肉(心筋)の状態を詳しく調べることが必要です。心臓MRI検査は、心エコーでは見つけにくく、しばしば重篤な不整脈の原因となる肥大型心筋症、拡張型心筋症、不整脈源性右室心筋症、心臓サルコイドーシスなどの診断に有用です。

 

Arrhythmia-4a

Arrhythmia-4b

Arrhythmia-4c

電気回路の治療は、めざましく進歩して、現在では80%近くの症例が治せるようになりました。徐脈の場合は、ペースメーカーを体内に取り付けます。また、頻脈の場合はカテーテルから高周波を流して、原因となっている部分を焼いて治す(カテーテルアブレーション治療)ことが可能です。
最近では、加齢とともに心房細動を起こす人が非常に増えています。心房という心臓の頭側に位置する部屋から発生する電気が空回りして、脈が不規則に早くなりバラバラと打つ症状です。心房細動が続くと、左心房のなかに血栓ができやすくなり、それが脳に飛ぶと脳梗塞を起こす危険性があります。心房性(上室性)期外収縮の多い人や、心房の大きくなっている人に起こりやすく、高血圧の人には特に頻度が高いことが知られています。また、時々しか心房細動が起こらない発作性心房細動と常に心房細動である持続性心房細動の間で脳梗塞のリスクは変わらないというデータがあります。早期に検査して、心臓に負担をかける高血圧をきちんとコントロールすることで、心房細動の予防ひいては脳梗塞の予防を心がけることは重要です。
不整脈の気になる方は一度CVICにて心臓・脳ドックを受けられることをお勧めします。

不整脈を指摘された人に最適な検査

CVICプレミアムドック
不整脈の原因となる心臓の病気を詳細に検査可能です。冠動脈狭窄による狭心症や心筋梗塞、各種心筋症の検査に有用です。時々発生する不整脈である発作性心房細動などに伴うラクナ梗塞(いわゆる隠れ脳梗塞)も頭部MRIで検査できます。血液検査では、BNPという心不全のマーカーにより、心臓への負担が分かります。

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